ギター教室について
想定外の所から始まりましたが、ギター教室もやっております
ただし、アコースティックギターのみで、かつ弾き語りの方が対象です
レベルは初級者・中級者が対象で、レッスンで得るものがなくなったらレコーディングをしてCDを差し上げて卒業してもらいます
卒業以外は脱落になりますが、これまでの経験上、続ける方は続けていますし、そうでない方は辞めるだけですので確率は全くアテにならないと思います
要らないものも沢山ありますが、要るものもあります
少しだけ書くと
要らないもの 自信、音楽理論、指の長さ、過去の経験、、、
要るもの 自分のギター、好奇心、向上心、、、
向いていない人 メールが返せない人、約束が守れない人、日本語の会話が出来ない人、アルコール依存症の人、言葉遣いが悪い人、家族や仕事のみで時間が作れない人、弦を買えない人、正しい情報が取れない人、色んなものが揃わないと始められない人
向いている人 基本的には向いていない人の反対で、ギターが好きな人、どうしても弾き語りがしたい人、我慢が出来る人
2019年にエレキギターの有名ブランドでもあるフェンダー社が行った大規模なデータ分析を行った結果、ギターを始めて90%の人が1年以内もしくは90日以内にギターを辞めるという衝撃的な発表がありました
しかし、同時に残った10%の人は生涯にわたってギターを弾き続けるだろうというデータもあります。
ずっと我流でやってきて壁にぶつかった、Fの壁が越えられない、ギターを始めてみたいけれども何から始めたらいいか分からない
そもそも、何を基準にギターを購入したらいいか分からない、、、等々悩みは人の数だけあると思います
ぼく個人は、我流で始めました
ただ、多くの方と何が違うのかと考えてみた結果、中学時代から地元のライブハウスに足しげく通って、お金もないので中古CDショップで、CDを買いまくっていました
今でも1000枚以上のアルバムはあると思いますが、スマホの時代が来て、段々不要になってきましたが、大切な思い出なので売ることや捨てることは出来ません
そして月刊誌から不定期の雑誌も沢山購入しましたし、新品中古合わせてギターも30本以上購入してきました
自慢しているもではなく、やってきた過程をお伝えしているだけです
今でも新しい楽器が出たら興味もありますし、年々メーカーから出るカタログも減少傾向ですが、カタログを隅から隅まで読むのが好きです
単純にアコギオタクなんでしょうね
なので、アコギのことだけは誰にも負けたくないと思っている熱意をレッスンでお伝えできればと思っています
一番嬉しいのはギターが弾けて楽しくなったというお声ですし、一番悲しいのは途中で脱落される方や、ギターを好きになれない方を見ることです
色んな意見があると思いますが続けることに価値があると思います
個人的な意見としては過去に何かしら続けたことのある方、何かを達成したことのある方は上手くいきやすいように思えます
きっと、共通していることが多いのだと思います
ちょっと嫌なことがあるとやめてしまう方は、最近は、ぼくの方からやめてもらうようにしています
ぼくも責任がもてないし、どれだけ頑張っても。、ぼくは「きっかけ」しか与えられませんから
ギター教室に行ったら上手くなると思っている方はやめたほうがいいと思います
大抵上手くはなりませんから
大事なのはインプットする姿勢を持つこと、自分の頭で考えること、そしてアウトプットすること
レッスンは「二人三脚」です
変な言い方で申し訳ないのですが、ぼくの為に頑張って欲しいのです
誤解を招く言い方なのは分かっているつもりなのですが、それが結果的にあなたの為になると思うのです
ぼくも聖人君子ではないので欠点だらけですが、音楽は好きなので、応えてくれる方には自然と熱も入りますが、逆もまた然りです
先生との相性もありますし、上手くなる道も一つではありません
先生選びも大切です
ぼくは沢山失敗して、自分ならこういう先生が欲しかったなというのをやっているだけなので、ぼくが正しいとは思いません
ぼくは身長の割に指も短いですし、学生時代の音楽の成績も5段階評価のうちの2です
笑っちゃいますよね
という劣等生なので自慢できるものは何もありません
ただ、熱意だけはあります
いや、ギターが、木が好きなんです
未だに「もっと良い音は出ないのか」と暗中模索していますし、面白いことに今でも新しい発見があるんです
ローズウッドはローズウッドの音で鳴らしたいし、マホガニーはマホガニーの音で鳴らしたいです
メイプルは買ったことないので買ってみたいし
大人になり仕事と家の往復の生活は嫌だと最初に思いました
友達もいませんし(正確には必要がないのですが)代わりに仲間は何人か出来ました
同窓会には行ったこともありませんが、少し想像したら行って何を話すのだろうと思いました
昔話も悪くないのですが、ほんの少しで十分です
過去があって今があるのは当たり前の話で、ぼくは、もっと「未来」の話がしたいです
その為に大事なのは「今」です
音楽をやっていると噂話や、文句を言っても意味がないですし会社ではないので、付き合わなければよいのです
誰と付き合って、どの情報を取るのかも、その人のセンスです
ギターは自分のことも教えてくれるし、成長もさせてくれる良き友になると思います
ギターの弾き方や、その人の奏でる音色を聞けば、ある程度その人の中身も覗けます
怖いけど、面白いですね
ギターは誰でも出来ると思います
才能がある人というのは、続けることの出来る人のことをいうのだと思います
この誰でも出来ることが、誰もは出来ないのです
それが面白いと感じました
不思議ですよね、大抵の人はみんな指も10本あるのに
長くなりましたが、このぼくの考えに納得頂ける方は、誰でも歓迎したいし、紹介もして欲しいと思っています
ぼくにとって音楽は「コミュニケーションツール」ですし、興味があるのは一人一人の「幸福論」です